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お正月 おせち 嫌い

おせち=女子力。嫌いな私の考えが、少し変わった理由|徒然花

駿河 慧

駿河 慧

コラム・徒然花、今回のテーマは「おせち」です。おせちが嫌いな私。だけど、今年は少しだけ考え方を変えてみることにしました。

おせちが嫌いな私の家のお正月

お正月 おせち 嫌い
お正月といえば「おせち」を食べるのが当たり前だと思う方もいるでしょう。しかし、駿河家では、母を除いて家族の誰も「おせち」を好んで食べません。そのため食卓にあがるのは、いわゆる“おせち”とは異なります。最近は、ハンバーグといった洋風なメニューを入れたおせちもあり、伝統的なおせち以外を選ぶ家庭も増えているようです。

伝統的なものと、新しいものと、選択肢が多いことは素敵なことです。ただ、私に関しては、実家を出て一人暮らしを始めた途端に、どちらも縁がなくなり、正月の食卓にはチャーハンやうどんなど、お正月とは無関係な料理が並びます。

おせち=料理の腕

お正月 おせち 嫌い
お正月なのにおせちが食卓にあがらない原因は、私の料理の腕です。生きていくうえで最低限の料理しか作れない私にとって、おせちはあまりにも難易度が高いのです。

母になぜおせちが作れるのか聞いたところ、花嫁修業と称して祖母に教わったとのこと。その流れでいくと、母から私へ受け継がれていきそうなものなのですが、実家にいた頃、私があまりにも料理をしなかったため最初から諦めていたそうです。

男は外で働き、女は家を守ることが当たり前だった時代は、料理は女性にとって必須のことでした。私のように料理ができないのは論外だったことでしょう。

一人暮らしの場合、自分が食べるだけなのでおせちが作れなくても人生に支障はありません。しかし、おせちとはいえ、作れるものが多いこということは、それだけ料理のレパートリーも増えるということ。冷静に考えると「おせちを作ってみてもいいのかもしれない……」という気持ちが湧いてこなくもないです。

料理は嫌い。でも……

料理が嫌いな理由は「手間」「時間がかかる」からです。そもそも不器用な私は要領が悪く、頑張ろうという気持ちが皆無でした。

しかし、年末年始の予定はなし。時間はたっぷりあります。従来のおせちではなく、お正月っぽくて私が好きそうな料理を詰め合わせたものだったら、少しは頑張れるかもしれません。

「おせち」と考えず、「料理の練習」という感じで見方を変えると少しおせちの印象が変わります。予定もない、楽しみもない、といった独身者の人は、物は試しにオリジナルのおせち作りに励めば、女子力向上につながるかもしれません。

(文・駿河慧)

ライタープロフィール

水族館は好きだが、生臭いのだけは耐えられない。