https://aftr5.jp/wp-content/uploads/2016/12/koramukotatu_1208_1.jpg

コタツ 嫌い

温もりなんて要らない!人をダメにする魔性の家電、君の名は…こたつ。|徒然花

駿河 慧

駿河 慧

冬の風物詩・こたつが、アフターファイブに活躍する季節となりました。駿河家のこたつも大活躍しており、飼い猫も布団の中に潜り込んでその温かさにうっとりしています。

こたつ無しでは冬を過ごせないと言う人もいますが、私はこたつが嫌いです。

こたつが嫌いな日本人だっている

コタツ 嫌い
嫌いとは言いましたが、こたつ自体は便利なものだと思っています。ではなぜ嫌いなのか?

まず、第1の理由としては、そもそも場所を取りすぎるため“邪魔”だからです。

こたつがあると、部屋の掃除がしづらくなります。それでなくても掃除意欲が無い私にとっては百害あって一利なしの存在です。こたつ自体も、布団を洗って、カーペットを剥いで床を掃除しなければなりません。この作業が、正直面倒くさくて仕方がないです。

文明の利器・ルンバだって、布団をどかさなければ机の下を掃除することはできません。楽をしたいがためにルンバを購入した母は嘆きます。「掃除機でやるのと変わらない」と。

こたつ下の掃除は、常に布団が邪魔をします。まずこれが、こたつの抱える大きな欠点です。

こたつに愛着のある人とない人の溝

コタツ 掃除
そして、好きになれないもうひとつの理由が、敷布団の不衛生さです。

キレイに掃除をしていても、敷布団を毎日洗う人は少ないでしょう。長時間、床に直接敷いてある敷布団へ座ることに嫌悪感が走ります。

そもそも私は、日本人とは思えないほど地べたが苦手。椅子やソファーのような床から離れた場所でないと安心しない人間です。そのため、こたつに愛着が沸かないのかもしれませんが、それを抜きにしても敷布団の不衛生さが気になってしまいます。

こたつが好きな人は、敷布団の衛生具合が気にならないのか、こたつ好きな駿河家の面々に聞くと「清潔感よりも、暖かさのほうが勝る」とのこと。私と家族は対照的な人間のようです。

私はこたつの大きさと清潔感が気になる。
家族は暖かさを重要視する。

どうやら愛着ある人と、そうでない人の差は、清潔感と暖かさのどちらを優先するかにあるようです。

こたつが苦手…少数派の肩身の狭さ

こたつが嫌いな私は、周囲からは奇異の目で見られました。ひどい時は「日本人じゃない!」とまで言われるので、こちらも喧嘩腰になって「“こたつむり”は一生こたつの中にこもってろ」と言い返します。

日本人だからといってこたつへの愛がDNAに刻まれているわけではありません。それなのになぜこんなに肩身の狭い思いをしなければいけないのか…理不尽だと思います。

冬になるとリビングの机がこたつになってしまうため、仕方なく足を布団の中につっこみます。しかし、“あったかい”とは思っても“好き”という感情は湧きません。湯たんぽの入った布団のほうがまだ有難みを感じます。

しかも、こたつに入ったら、動くことも億劫になります。布団を洗ったり、机の下を掃除したり、一度出すと片づけも大変であるため厄介といえます。

動くことだけでなく、掃除意欲さえも削いでしまうこたつ。彼はまさに人をダメにする“魔性の家電”なんです。私は、魔性の彼なんかに屈せず、冬を越したいと思います。

(文・駿河慧)

ライタープロフィール

水族館は好きだが、生臭いのだけは耐えられない。