https://aftr5.jp/wp-content/uploads/2016/11/koramumahura_1122_1.jpg

手編みのマフラー プレゼント

手編みのマフラーは貰ったら嬉しいか、否か

駿河 慧

駿河 慧

マフラーは買うものだと思っていた私にとって、手編みのマフラーはとても驚きの存在でした。手編みできること自体にも驚きましたが、なにより自分で編むという発想が予想外だったのです。そのため、手編みのマフラーは貰って、人は嬉しいものなのか、否かが気になってしまいます。

気持ちがこもっている=重い?

手編みのマフラー プレゼント

初めて編む人にとってハードルの高い手編みのマフラー。難しいだけあって、その分気持ちがこもっていると言えます。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらひと編み、ひと編み、気持ちをこめてできあがるマフラーは、世界に1つしかないものです。サプライズでプレゼントされて、最高の喜びを感じる人も少なくないでしょう。

しかし反面、思いが詰まっているからこそ「重い」という意見もあります。

「毎日使わなきゃいけないというプレッシャーを感じる」「別れた時の処理に困る」など……手作りプレゼントは、受け取った側が、何かと気を遣うようです。

手作り=良いもの?

手作りクッキー 嬉しい?

手作りのプレゼントといえば、クッキーをはじめとしたお菓子も定番です。バレンタイデーやクリスマス、ここ近年は日本でもハロウィーンで手作りお菓子をプレゼントする機会があります。

お菓子作りが好きではない人であっても、1年に1度のイベントだからと、はりきることも珍しくありません。しかし、衛生面が気になる食べ物はかなりデリケートなプレゼントです。

デリケートなものだと分かっていても、手作りでプレゼントしたいと思うのは、そこに気持ちをこめたいから。強い思いがあるからこそ時間を割いても苦ではなく、それが伝わってくれると信じています。

「気持ちがこもっている=良いもの」という考えは、決して異質な考えではありません。しかし、気持ちが伝わるからこそ、嫌悪を感じてしまうのが、否定派の意見なのかもしれません。

嬉しい……けど否定派の私

手編みのマフラー プレゼント

手編みのマフラーが嬉しいか、否か。私は「嬉しくない」です。

手編みしてくれた気持ち自体はとても嬉しいため、何度も眺めてしまうかもしれません。しかし、大切に保管するだけで、実際に使うことはないと思います。

その理由は、首を手作りの物で縛られることに「束縛」を連想してしまうから。

手作りのプレゼントは、オンリーワン。自分だけが渡せる手編みのマフラーには、特別感があり、それは相手も感じています。ですが、だからといって相手が喜ぶかは別の話です。自分の気持ちだけでなく、相手のことを考えながら渡すのが、プレゼントにおいてはベストなのかもしれません。

(文・駿河慧)

ライタープロフィール

水族館は好きだが、生臭いのだけは耐えられない。