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花より男子 団子

自ら幸せをつかみとっていくシンデレラ漫画「花より男子」

ブルネイ

アフターファイブに読んで欲しい漫画たち。今回紹介するのは、発行部数が5900万部超え、日本一売れた少女漫画として名高い作品、神尾葉子の「花より男子」です。

単行本は全37巻とかなりの長編で、紆余曲折を経て結ばれる庶民ヒロインとお金持ちヒーローとの恋が描かれています。

雑草のつくしと花の4人組

花より男子 神尾葉子

お金持ちの子供が通う英徳学園に通う主人公・牧野つくし。庶民だとバレないように地味な学園生活を送っていたものの、「花の4人組」(Flower four)・通称“F4”とのトラブルに巻き込まれ、リーダーの道明寺司に目を付けられます。

最初はいがみあっていた2人ですが、つくしの明るく前向きな姿に道明寺は惹かれていき、つくしもまた道明寺のまっすぐな姿に気持ちが変化していきます。

イケメンに想われる贅沢なヒロイン

花より男子 神尾葉子

庶民のヒロインがお金持ちの男と恋に落ちる――古今東西あるネタであり、主人公・つくしの周りにはたくさんのイケメンがいます。

その筆頭がF4で、容姿・財力・身体能力・学力などあらゆる面でトップを誇る高校生。メインヒーロー・道明寺、つくしの片思い相手・花沢類。つくし、道明寺、類の三角関係を見守る西門総二郎と美作あきら。他にも多くのイケメンキャラが登場し、つくしと道明寺の恋を阻んできます。

最初から最後までつくしのことを好きだった道明寺と違い、つくしはF4の1人・花沢類に片思いをしていました。類は類で小さい頃からずっと幼馴染の女性に片思いをしており、それぞれが一方通行の恋心を抱いていました。

後に類は失恋し、つくしも道明寺の純粋な気持ちに惹かれ始めて関係は一変します。道明寺と類の両方から想われるつくしの立場はまさに少女漫画の醍醐味といえ、自分だったら誰を選ぶかというやり取りが読者の間で行われたりもします。

めげない・くじけない・諦めないヒロイン

花より男子 神尾葉子

数々の困難を乗り越えるのがヒロインのお約束ですが、つくしの頑張りは並大抵のものではありません。

友人を守るためにF4に宣戦布告をしたり、生たまごをぶつけられたり、腕をロープで縛られたまま車で引きずり回されたりしても、弱音を吐かずに相手に立ち向かいました。

誰も逆らうことができなかった道明寺に真っ向から刃向かい、対等に接したことで荒れきっていた道明寺を改心させたことによって、他のF4のメンバーをはじめ、周囲の評価は180度変わります。

つくしと道明寺と結ばれる、一見シンデレラストーリーではありますが、しかし決して棚からぼた餅な展開ばかりではありません。

つくしという名前とかけて、作中では雑草魂と称される彼女の根性に、道明寺をはじめいろんな男性キャラクターが惹かれます。自ら幸せをつかむシンデレラは、王子様を待つだけのお姫様ではない点がつくしの大きな魅力となっています。

つくしの幸せ奮闘記である「花より男子」は、恋に疲れた人にもう一度元気を与えてくれる作品です。

花より男子 神尾葉子

「花より男子」

(文・ブルネイ)

ライタープロフィール

AFTR5編集部
女の子座りができないブルネイです。
地べたに座るのが苦手、掘りごたつ派。