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ただただ卒業証書は捨てにくい、という話をします。

チョビベリー

チョビベリー

チョビベリー コラム 卒業証書

そもそも部屋が広くない

柔道とボクシングと極真空手の経歴をもつ普通のOL・チョビベリーです。
今回、編集さんから与えられたお題は『卒業証書』です。

チョビベリーマッチvol.13「断捨離」

約10年くらい前に一人暮らしをはじめて以来
チョビベリーはそこそこ断捨離にハマり

「モノを捨てれば人生がときめく云々」の
捨てたり片づけたりという書籍を複数読んだ結果

現在はどんなに散らかっても
30分でシンプルな部屋にできる程度には
持ち物を減らせているかと思います。

モノを捨てるポイントとして
自分が納得するくらいまで捨てるには
ある程度、心を鬼にする必要があり

知り合いが心をこめて手作りしたカバンや
誕生日にもらったオルゴールや
実家から送られてきたよくわからないキーホルダーが、全て未使用だとしても

他人の気持ちを考えていたら
いつまでも捨てれないんで
「自分がもらったモノは自分のモノ」という至極当たり前の理論で
心おきなく破棄すべきだと思います。

ある程度、断捨離キャラを徹底していると
そのうち周囲もだんだん知恵を働かせ
捨てられないものを選んでプレゼントしてくるようになるため

それが味気のない1,000円分の図書カードだったとしても
趣味の悪いマグカップをもらうよりかは数倍マシなんで

特に「他人からもらったモノが捨てられない」という人は
チョビベリーのように「いらないモノは全て捨てる」と
周囲に断言すればいいと思います。

チョビベリー コラム 自宅 綺麗

殺風景なチョビベリーの部屋

チョビベリー アフターファイブ

反対から見るとなお暗い

ただ、こんな容赦のないチョビベリーも
実家にいた頃は、何でもとっておくママベリーの影響により
生活の中に「捨てる」という概念が存在しなかったため
とんでもないゴミ屋敷に住んでいた記憶があります。

まあゴミ屋敷といっても
今でもママベリーが住んでいる
築40年程度のアパートですが

大学時代、地元のゴミ袋の有料化が始まることになり
「タダのうちにある程度捨てとくか」と
我にかえったときは既に遅く

部屋から
十年以上開けてなかったダンボールや
チョビベリーの幼稚園時代のブルマや
小学1年生の時のうわばきが出てきたほか

つかわないエレクトーンや数年分の新聞紙や
ママベリーの服やカバンや書類や
その他ゴミだか何だかよく分からないガラクタで家中があふれており

自分だけでは片づかないだろうと
念のために召喚した3人の友達もフル稼働するはめになってしまい

普段からキレイ好きだったそのうちの1人においては
最初の部屋の扉を開けるなり
「あたしムリかも……」
と遠い目をしてつぶやいていた記憶があります。

その時はだいたい60リットルのゴミ袋を、約50袋ぶん一杯にし
引っ越しでもするのかと怪しむ隣人の目をすりぬけ
あちこちのゴミ捨て場に分けて出したほか
疲れた友達をマクドナルドで労いました。

その後一人暮らしを始めてからも
帰省のたびに実家のモノの多さが気になり
毎回ゴミ袋を5つ6つ出す程度に片づけていたところ

数年かかってようやくママベリーも思い腰をあげ
少しずつ捨てられるようになってきたと思います。

だいたいモノを捨てるのが苦手な人は
掃除も苦手と相場が決まっているんですが

実家にいた頃は年に2回程度しか掃除機をかけず
寝床から約30センチの場所で
ヒメマルカツオブシムシ(ホコリや布を食べる害虫)の
幼虫が十数匹うごめいていたほど汚かったため

アトピーとぜんそくが酷かったことや
モノが多すぎて、たとえば気安くどこかにメガネを置いたりした場合
毎回「ウォーリーを探せ!」のように探索劇をやる必要があるなど
ムダな時間を過ごしていた気がします。

最近では、実家でも捨てるモノがいい感じに減ってきたんで
写真でも断捨離するかと
友達がメインで写っているやつをどんどん捨てていたところ

ママベリーが
「何してるのッ!」と騒いでいましたが
それでもまだ残っているのが昔の卒業証書。

小学校から大学までのそれらは
卒業後に必要になったことが一度もないうえ
捨てたところで自分がその学校を卒業した過去は消えるはずがなく
どうしても卒業した証明が必要であれば
その学校に赴いて調べてもらえば済む話なんで

今後も必要になる機会がゼロに近く
捨てられたり盗まれたり燃えたりしても困らず
惜しむことすらない代物なのではと思います。

ただ、なんとなく
卒業証書にいきつくまでに、もっと捨てるものがあったり
4本分の黒い筒を置いておくくらいのスペースは残っているんで

まだ微妙に卒業証書は捨てられないチョビベリーです。

チョビベリー コラム 卒業

(おしまい)

(文・チョビベリー)

ライタープロフィール

1982年生まれ。京都市立芸術大学日本画専攻卒業。柔道・ボクシング・極真空手のたしなみがある格闘技好き。会社員のかたわら意識ぬるい系ブログ『チョベリグ!』を更新していたところ、地味に笑いを誘う文体が評判を呼び複数のWEB媒体でライターを始める。趣味は空手・読書・俳句・断捨離・テレビ観賞。