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ただただ実家がさむい、という話をします。

チョビベリー

チョビベリー

チョビベリー マッチ 年末 大晦日 お正月

実家から送られてきた、なんとかピケがあったかい

柔道とボクシングと極真空手の経歴をもつ普通のOL・チョビベリーです。
今回、編集さんから与えられたお題は『こたつ』です。

チョビベリーマッチvol.8「実家」

チョビベリーが小学生のころは
実家にこたつがあったんですが

いかんせん部屋がとても狭く
よく旅館に泊まった際に遭遇する
「大きなテーブルを一回どかさないと布団が敷けない」
という状況だったため

「毎晩こたつをどけて布団を敷く」
というような
面倒くさいことができず

いつの間にかこたつは消え
石油ストーブだけで暖をとるようになり
こたつの温かさや利便性をあまり知らぬまま
大人になった気がします。

チョビベリーが大学を卒業するまでは
実家の部屋の寒さに関して
まぁこんなもんかと思っていたんですが

新築のアパートで一人暮らしをはじめてから
その壁の厚さと気密性に優れた部屋と
霧ヶ峰さまの存在により
いかに実家が寒かったか、ということを
あらためて実感するようになりました。

そもそも賃貸アパート1階の
2Kという狭い実家は、築40年ほどで

リノベーションもせず畳も変えず
壁に阪神大震災のときの亀裂が入ったままで
もうヤバい気がするんですが

もともとの砂壁はボロボロはがれ
奇しくもコンクリート打ちっぱなしに似た雰囲気で
見た目も、実際にも冷たく

森久美子女史に体型が似ているママベリーは
寒さに強いという特徴があるのか

チョビベリーが「寒い」と騒ぐまでは
部屋にエアコン設備は設置されず

どこからか入ってくる外気により
常に白い息が出るほどで
厚着をしていても
足先が骨の芯から冷えていくような感覚がありました。

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キッチンにおいても
換気を最優先に考えるママベリーは
常に窓を10センチくらい開け放し
他の部屋の扉も、すぐ閉め忘れて全開にしたまま
ストーブを使うという愚行にはしるため

せっかくあたためた空気をブリブリ外に逃がし
なかなか部屋があたたまらないことに苛立つチョビベリーと
毎回バトルになっています。

ちなみに給湯器の設備に関しては
シャワーが設置されたのが
チョビベリーが大学を卒業した2006年頃で

それまではもちろん蛇口からお湯も出ず
最初に水を入れたあと一度家の外に出て
種火をつけて風呂を沸かすタイプだったため

雪が降った日でも
あたたまった風呂あがりの体で
外に出て種火を消すためにまた冷える、
という試練があったほか

風呂場に暖をとりにくるのか
ナメクジやアリやゴキブリなどと頻繁にはちあわせ
あやうく混浴しそうになった過去があり

いまでも換気扇などというシャレたものはなく
気密性の極端に低い大きな窓のスキマから
冷たい風が入ってくるため

特に年末年始の寒い時期に帰省するときは
ヒートショックになるんじゃないかと
毎回怯えながら風呂に入ってるんで

実家において
湯船に浸かってゆっくり疲れをとったことは
正直なところいままで一度もありません。

また洗面所の蛇口だけは
いまだに三角ハンドルの旧式タイプなんですが

実家がある箕面市では
ありがたいことに、地元名物である箕面の滝の
冷たい山の水が蛇口から流れてくるため

冬場はそのキンキンに冷えた水で手を洗うという
お寺の修行僧のような苦行を強いられるんで

特に年末に実家へ帰省したときは
あまりの寒さに帰省の初日から
早く帰りたいと思ってしまいます。

また、実家が賃貸であるという点も
“我が家である”という愛着が湧かない理由で

暖房および給湯設備においては
お湯が出る蛇口もしっかりついていて
エアコン一台で全室あたたまるという
今住んでいる千葉のアパートの方が圧倒的に勝るため

会社のパートさんたちに
年末は実家で過ごしたと説明すると
「ゆっくりできたでしょ~」
と言われるんですが

寒くて落ち着かない実家を思い出しつつ
説明が面倒くさいんで
「あ~まあ、そうですね」
と適当に返事をしています。

この年末も
寒い実家へ帰省することをたいへん憂うチョビベリーです。

チョビベリー マッチ かわいい あざとい 雪男

後ろからみると雪男

(おしまい)

ライタープロフィール

1982年生まれ。京都市立芸術大学日本画専攻卒業。柔道・ボクシング・極真空手のたしなみがある格闘技好き。会社員のかたわら意識ぬるい系ブログ『チョベリグ!』を更新していたところ、地味に笑いを誘う文体が評判を呼び複数のWEB媒体でライターを始める。趣味は空手・読書・俳句・断捨離・テレビ観賞。