https://aftr5.jp/wp-content/uploads/2016/09/chobiberry02-thum.jpg

ただただ他人のサインはいりません、という話をします。

チョビベリー

チョビベリー

チョビベリー サイン

読者プレゼント風なやつ

柔道とボクシングと極真空手の経歴をもつ普通のOL・チョビベリーです。

今回、編集さんから与えられたお題は『さんま』です。

チョビベリーマッチvol.2「他人のサイン」

チョビベリーは小学生低学年の頃に
某劇団の有名な
猫のミュージカルを観にいったことがあるんですが

幕間の休憩中
役者のサイン会がひらかれた際に

「もらえる物はもらわなソン」
という大阪人気質の親に手をひかれて
サインの列に並んだのはいいものの

パンフレットの他にも
どこでもいいからサインをしてもらおうという
ママベリー※注の強欲な考えにて
※ママベリー…チョビベリーの母

チョビベリーが当時大切にしていた
ピーターラビットの皮の財布を差し出すことになり
銀色のマジックで大きくサインを書かれるはめになりました。

おそらくそれが
チョビベリーが人生で初めてサインをもらった日だったんですが
当時は大事なピーターラビットの財布に
知らんおっさんが汚い字で勝手にラクガキしたようにしか見えず

チョビベリーにとって財布の価値は
上がるどころか大暴落

加えてサインをしてもらった役者さんが
主役の人ではなく
サブ的な位置の人だったんで
その点においても当時は価値が感じられなかったうえ

サインをしてくれた役者さんも
およそ自分のファンではなさそうな子どもが
猫のミュージカルと何の関係もない
ピーターラビットの財布をもってきて
さぞ困惑されただろうと思います。

それからしばらくは
サインをもらった記憶はあまりないんですが

ほかに印象的だったのは
大学の時にお笑いライブ付きのディナーショーへ行き
中川家と二丁拳銃とハリガネロックという
大阪ではたいへん有名な漫才師のネタを観たときに

芸人への質問コーナーで
ファンだったハリガネロックの大上さんに対して出した
「夜寝るときに電気はつけて寝ますか?消して寝ますか?」
という超絶くだらない質問が
一番早く質問したからというだけで採用され

最後に壇上へあがって握手をしてもらったうえ
採用された人にもらえるお土産袋のなかに
ハリガネロックのサイン入り色紙が入っていたことがあるんですが

その時にもらった色紙も
わざわざ額を用意するのが面倒くさかったんで
サランラップにくるんで飾っていたところ
行方不明になってしまった記憶があります。

ちなみに質問に対する大上さんの返事は
「消して寝ます……。」
だったんですが

そのあと空気を読んだユウキロックが
「いやでもあの小さい灯りだけつけて寝えへん!? あの豆みたいなやつ!」
と盛りあげましたりもしてました

結局何がいいたいのかと言いますと
チョビベリーは誰かのサインに対して
子どもの頃から全く興味がわかず

誰のサインだろうが欲しくもなく
たとえ明石家さんま師匠のサインだとしてもいらないということ

チョビベリー さんま サイン

さんま師匠?

例えばお店をやっている人が
「芸能人が来てくれたよ!」
という宣伝目的で写真やサインをもらって飾るのは
そのお店の売上目的になっているし

出版記念のサイン会というのも
著者の立場からすると
「本を買ってもらうかわりにサインするよ」という
等価交換という意味でまだ理解できるんですが

いち個人が何もしていないのに
ただ芸能人にサインをねだるだけなのは
その人の貴重な時間を奪って自分だけ得をするという
失礼な行為のような気がするし

有名人や芸能人にサインを書いてもらった場合
その人との間に
「サインを書く人と書いてもらう人」
というあきらかな主従関係が生まれるため

上を目指している人にとっては
“自分は一生その人より上にいけない”
という思い込みをしてしまいそうだし

サインした本がブックオフで売られているのを
本人が見たら気の毒だなと思うし

もし大災害が起きた時
サインを持って逃げそうにないので
そう考えるとサイン色紙はただの紙であり
おにぎり以下の価値しかないと思うし

そういう「いざという時」に
何の役にも立たないものを手にするくらいなら
黙ってサインをしてもらう時間よりも
ワイワイ喋ってその人と友達になったほうが絶対いいと思います。

さんま師匠はプライベートでの
ファンへの神対応が有名ですが
もし会えたとしても
サインは絶対にねだらんどこうと思うチョビベリーです

チョビベリー サイン アフターファイブ

おしまい

チョビベリーマッチ サイン 練習

本番の色紙を書く前に40回ほど練習

ライタープロフィール

1982年生まれ。京都市立芸術大学日本画専攻卒業。柔道・ボクシング・極真空手のたしなみがある格闘技好き。会社員のかたわら意識ぬるい系ブログ『チョベリグ!』を更新していたところ、地味に笑いを誘う文体が評判を呼び複数のWEB媒体でライターを始める。趣味は空手・読書・俳句・断捨離・テレビ観賞。